理事長中尾のブログ

Nakao's Blog

自動車業界レポート

日本の自動車産業が基幹産業へと成長していく過程において、いくつかのターニングポイントがありましたが、その一つに「下取制度」の導入があります。今や世界的にも英語圏では「TRADE IN」、中華圏では「旧換新」と「下取」という行為は新車販売の場面で、当たり前に行われていますが、これを最初に取り組んだ日本の自動車メーカーは、勇気のある画期的な取り組みだったと言えます。 時代背景的には、高度経済成長を迎えた昭和30年代に入った頃で、新車購入者は徐々にエントリーオーナーから、下取りのある代替オーナーへと変化していく中、「下取」することで、新車販売を促進させるとの目論見からスタートし、これが見事に的中し、

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